「仕事のストレス判定図」の活用場面

 

ストレスが気になる職場に対する調査−従業員からの心身の訴えが多い、最近血圧が上昇した従業員が特定の職場に集中してみられたなどの理由からストレスの増加が気になる職場に対して「仕事のストレス判定図」を使用することで問題を明確にすることができます。

定期的な職場のストレスの評価(モニタリング)−どの職場や部署にストレスや仕事上の負荷が高くなっているかを1年に1回程度定期的に確認し、事業所のストレス対策の方針決定や個別の職場でのストレス問題の対策を進めることができます。

新しい機械の導入などにともなった作業負担の評価−新しい機械や生産方式が導入された時にあらかじめ予想しなかった心理的な負担が発生し、健康問題を引き起こすことがあります。「仕事のストレス判定図」によって導入の前後での心理的な負担の変化を評価することはできます。

ストレス対策の効果評価−作業方法の改善、職場組織の改善、上司の教育・研修などのストレス対策を実施した場合に、その前後で「仕事のストレス判定図」による調査を実施することで、どの程度の効果がみられたかを評価することができます。